皆さん、PayPay(ペイペイ)をお使いでしょうか?
2,500万人以上が利用する知らない人がいないほどの大人気サービスですが、2019年4月15日より「ボーナス運用」という機能が追加されました。
今回はPayPayでボーナス運用を利用する方法やメリット・デメリットをご紹介します。
PayPayボーナスを運用する方法
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【保存版】PayPay(ペイペイ)とは?使い方や魅力を徹底解説
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まずはPayPayボーナスの運用方法について、PayPay公式サイトの画像付きで解説します。
たった7ステップで完了します。
TOPページ真ん中にある[ボーナス運用]をタップ
利用規約を読み[同意する]をタップ
質問に答えて[ボーナス運用をはじめる]をタップ
コースを選び、[ボーナスを追加する]をタップ
運用するPayPayボーナスの金額を入力し、[追加する]をタップ
コースと金額を確認し、[追加する]をタップ
緑色の画面になり、追加完了と表示されたら運用開始です!
「ボーナス運用」とは?
PayPayでいう「ボーナス運用」とは、いわゆるポイント運用のことを指しています。
ポイント運用とは、PayPayボーナスや楽天ポイント、Tポイントなどの共通ポイントを株式投資のように擬似的に運用することを指しています。
株式の運用と異なり、ポイントさえあれば元手0円から始められる手軽さと口座開設の手間がないのが魅力的です。
PayPayのボーナス運用の特徴
PayPayのボーナス運用の特徴は下記のようになります。
ボーナス運用の特徴
- 手数料などの諸費用は一切不要
- 口座開設不要で手軽に始められる
- 2種類の運用コースを選択可能
手数料などの諸費用は一切不要
株式や投資信託では購入手数料や保有するだけで維持手数料が取られますが、PayPayのボーナス運用では手数料が一切かかりません。
口座開設不要で手軽に始められる
ボーナスの擬似的な運用なので新たな口座開設も不要です。もちろん運用で増えたボーナスは実際のお買い物で使うことが可能です。
2種類の運用コースを選択可能
利用者のタイプや好みに合わせてチャレンジコースとスタンダードコースの2種類の運用コースが用意されています。
運用を完全に任せるのではなく、自分の意思で選べるのが嬉しいポイントですね。
チャレンジコース
米国市場に上場するDIREXION S&P 500 3X(SPXL)というETFに連動しています。
SPXLとは、アメリカを代表する企業群(S&P 500)に連動し3倍の値動きするアメリカの代表的なETFです。
S&P 500が10%上昇すれば、チャレンジコースで運用するPayPayボーナスは30%上昇することになりますが、下落時の値動きもその分大きいので短期投資に向いています。
スタンダードコース
米国に上場するSPDR S&P500 というETFに連動しています。
SPDRとは、アメリカを代表する企業群(S&P 500)とほぼ同じ値動きをするアメリカの代表的なETFです。
等倍なので大きな変動はありませんが、下落時には強く、長期運用に向いています。
ボーナス運用のメリット・デメリット
もちろんボーナス運用にはメリットとデメリットがあります。
私が考えるものをそれぞれ簡単にご紹介します。
メリット
手軽に楽しめる
他のポイント運用にも言えるのですが、口座開設も手数料も不要で簡単に運用を体験できるのはボーナス運用の醍醐味です。
また、S&P500という実際の米国株式市場の指数に連動しているので、投資に不安を感じている人でも現金を失うリスクなしに運用の擬似体験が出来るのが最大のメリットだと思います。
経済に詳しくなる
いずれのコースも米国市場に連動しているので自然とアメリカや世界情勢に詳しくなります。
運用をしていると上がることもあれば下がることもあるので、「今日はどうして上がったんだろう」「昨日はなんで下がったんだろう」と疑問を持ちニュースを見るようになるからです。
私自身、株やボーナス運用をしていて最も良かったことは視野が広がったことです。現在米国株の運用をしておりますが、投資を始めてからアメリカだけでなく世界の経済や政治にも詳しくなりました。
PayPayボーナスを大きく増やせる可能性がある
チャレンジコースであれば短期間で数十%の利益を生み出す可能性があります。
お買い物をしてゲットしたいわば泡銭のようなPayPayボーナスが、さらに増えるのかもしれないと思うとワクワクしますよね。
金融危機やコロナウィルスのように運用パフォーマンスがグッと下がることもありますが、米国市場は30年間以上右肩上がりです。
実績のまま推移すれば短期の運用では大きな利益を得ることができなかったとしても、長期的には値段が戻るでしょう。
デメリット
PayPayボーナスしか運用出来ないため運用額が限られる
PayPayにはPayPayボーナス、PayPayボーナスライト、PayPayマネー、PayPayマネーライトの4種類がありますが、運用できるのはPayPayボーナスのみになります。
もう少しボーナス運用に挑戦したくなっても、お買い物をしてPayPayボーナスが手に入らない限り追加で運用することは出来ません。
選べるコースが2つのみ
選べるコースが2種類のみなので物足りないと感じる方もいるかもしれません。
日本のサービスなので日経平均連動型のコースなどもあれば面白いと思うのですが、あくまでも「手軽に運用を擬似体験」というコンセプトなので複雑にしていないのだと思います。
PayPayボーナスが大きく減る可能性がある
メリットでご説明したようにPayPayボーナスが大きく増える可能性もあれば、もちろんボーナスが大きく減る可能性もあります。
特にチャレンジコースだとS&P500という指数の3倍の値動きがあるので、また金融危機やコロナショックのようなことが起これば大きく減ってしまうこともあり得るので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
繰り返しになりますがボーナス運用は実際の株式を購入するわけではないので、手軽に運用の擬似体験をできるのがボーナス運用の最大のメリットです。
株式投資には不安を感じているが興味がある人や、ボーナスが増えたり減ったりするのを眺めるのが楽しい人にとってはうってつけのサービスなので興味があれば挑戦してみるのも良いかもしれませんね。