『ふるさと納税ってお得だと言われているけど、手続きが難しそうでよく分かんないし毎年結局やってない...』
と思ってふるさと納税に手を出せていないそこのアナタ...
『めちゃくちゃ損してますよ!』
今回は「ワンストップ特例って何?」って方や「申請方法が分かんない!」という方向けに、申請方法を図を使って丁寧に説明します。
ワンストップ特例制度は誰でも出来るような簡単な制度なので、手続きがハードルになっている方は是非ご覧ください!
ワンストップ特例の申請手順
ワンストップ特例とは確定申告なしでふるさと納税の寄附金控除を受けられる特例制度です。
ふるさと納税以外で確定申告が不要且つ、寄附する自治体が5つ以内の人だけが利用することが出来ます。
申請の手順は下記の3ステップです。
上記ステップを一つずつ確認していきましょう。
申請書の用意/記入
これから申請書の用意と記入の方法を確認します。
申請書の入手方法
申請書は①申し込みの際に申請書を依頼する方法と②自治体のホームページからダウンロードして印刷する方法があります。
①申し込みの際に申請書を依頼する方法
申し込みの際に申請書を依頼する場合は、下記のように申し込み時にワンストップ特例申請書を「希望する」を選択して寄附の申し込みをしてください。
申し込みの際に申請書を依頼することで自分で印刷しなくても後日申請書が郵送され、自分で印刷する手間が省けます。
②自治体のホームページからダウンロードする方法
Googleやヤフー検索にて『自治体名 ワンストップ特例申請書』で検索し、一番上のページをクリックしてください。
今回は千葉県のいすみ市の例で進めます。
開いたページを下にいくと申請書がありました。
「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」がワンストップ特例申請書に該当します。
クリックすると申請書が開くので右クリックして印刷をしてください。
申請書の記入方法
申請書は全ての自治体で共通のフォーマットなので下記の通りに記入してください。
チェックボックスが2箇所ありますが、両方にチェックを付けられる方だけがワンストップ特例制度を利用可能です。
それ以外の方は確定申告が必要です...
記入が終わったら申請書の準備は完了です!
本人確認書類の準備
ワンストップ特例申請をするためもう1つ書類を本人確認書類を準備する必要があります。
書類は下記のパターンいずれかを用意すれば大丈夫です。
パターンA
・マイナンバーカードの両面コピー(写し)
パターンB
・個人番号通知カードのコピー(写し)またはマイナンバー記載ありの住民票のコピー(写し)
+
・運転免許証のコピー(写し)またはパスポートのコピー(写し)
パターンC
・個人番号通知カードのコピー(写し)またはマイナンバー記載ありの住民票のコピー(写し)
+
・健康保険証のコピー(写し)、年金手帳のコピー(写し)、提出先自治体が認める公的書類のコピー(写し)のいずれか
申請書の提出
ここまで用意した書類は①申請書と②本人確認書類の2点です。
この2点が用意出来たら、ついに提出です!
書類の送付先は寄附申し込み先自治体の住所に郵送するか、分からなければ各自治体に問い合わせてください。
完了
郵送したら手続きは完了です!
手続きが正式に行われていれば寄附の翌年の6月より住民税が控除されます。無事に申請書類が届いているか不安な方は自治体にお問い合わせください。
また、ワンストップ特例制度は寄附の申し込みの度に申請が必要なため、同一自治体への寄附であっても複数回申し込みをされている方は申し込んだ数だけ申請をする必要があります。
寄附が複数ある方は申し込みの数の申請書を記入して必ず忘れずに郵送してくださいね。
まとめ
ワンストップ特例申請の手順は以上です。
申請書に記入する内容は非常にシンプルなので、複数枚書くとしてもあまり負担でないのが嬉しいです。
ワンストップ特例制度まとめ
- ふるさと納税以外で確定申告が不要 + 寄附する自治体が5つ以内の人向け
- 申請書と本人確認書類の2つの書類を郵送で提出する
- 同一自治体であっても寄附の申し込みの度に申請が必要
みなさんもワンストップ特例申請を活用してふるさと納税を楽しんでください!