ポイントサービスっていろいろあるけど、結局どれをメインに貯めればいいの?
今回はこのような疑問を持つ人に向けて、楽天ポイント、Tポイント、Pontaポイント、dポイントの4大共通ポイントの比較結果を紹介し、最強のポイントサービスをご紹介します。
共通ポイントとは?
共通ポイントとは自社だけではなく、多様な加盟店で利用することができるポイントのことを指します。
スーパーのポイントカードのように一社でしか使えないポイントとは異なり、コンビニ、ガソリンスタンド、ドラッグストア、飲食店など会社や業種の垣根を超えて使うことが出来るのが大きな特徴です。
街中やネットの提携先にて、商品またはサービスを購入した利用金額に応じてポイントが貯まり、ショッピングの支払いに充当したり、提携先のサービスと交換することが可能です。
最強の共通ポイント
結論から言うと筆者がオススメする最強の共通ポイントは「楽天ポイント」です。
私が楽天ポイントを最強と呼ぶ理由はポイントが貯まるだけでなく、ポイントの出口(使い道)もきちんと用意されており、貯めて使うのサイクルが自然と繰り返せるからです。
ポイント
- 楽天サービスとの組み合わせでポイントが圧倒的に貯まる
- Edyとの組み合わせで多様な実店舗でポイントの利用が可能
- ポイントを現金の代わりに投資信託や国内現物株の購入が可能
共通ポイントの比較
最強の共通ポイントを決定する上で重要視すべき項目は①ポイントの貯めやすさと②ポイントの使いやすさの2点だと考え、下記のような項目を用いて比較してみました。
比較項目
- 会員数
- ポイント還元率
- メインのECサイト
- 提携店舗数
- ポイントの利用上限
- ポイントの有効期限
- 使える電子マネー
- ポイントが貯められる提携クレジットカード数
上記の比較項目+今後の展望を考慮しながら総合的な評価を行います。
比較の早見表
各社の比較早見表です。横スクロールして見ることができます。
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会員数 | 約1億1100万人 | 約6,800万人 | 約6,900万人 | 約9,100万人 |
ポイント還元率 (提携クレカ利用含む) | 0.50%〜5.00% | 0.50%〜4.00% | 0.50%~3.00% | 0.50〜1.00% |
メインEC | 楽天市場 | dショッピング | Yahoo!ショッピング | ポンパレモール |
提携店舗数 | 約52万カ所 | 約6万8600カ所 | 約106万カ所 | 約22万カ所 |
ポイント利用上限(1回) | 30,000pt | 99,999pt | 100,000pt | 20,000pt |
ポイント利用上限(月) | 100,000pt (500,000pt)※1 | なし | 100,000pt | なし |
ポイント有効期限 | 12ヵ月 | 48ヵ月 | 12ヵ月 | 12ヵ月 |
使える電子マネー | 楽天Edy/楽天ペイ | iD/d払い | Tマネー | おさいふPonta |
ポイントが貯まる クレジットカード数 | 201種類 | 312種類 | 221種類 | 135種類 |
補足情報 | 楽天市場でポイント倍付けでゴールドカードなら還元率は5%に。 ポイントはEdyへ1ポイント=1円で交換出来るため、利用可能な店舗は実際にはもっと多い。 | ポイント還元率が高い。提携先は少ないが主要な店舗を抑えている。iDの利用分の支払いにポイントを充当可能。 | Yahoo!ショッピングでのポイントは倍付けだが、ヤフーとの提携を縮小中の模様で先行きが不安 | ホットペッパーなどリクルート提携先で利用可能だが、ECでの利用が弱い |
ポイントの貯めやすさ | 1位/4位 | 3位/4位 | 2位/4位 | 4位/4位 |
ポイントの使いやすさ | 1位/4位 | 2位/4位 | 3位/4位 | 4位/4位 |
総合評価 | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ |
※1 ダイヤモンド会員は月500,000ポイントまで利用可能
各種ポイントサービス
1位:楽天ポイント
楽天ポイント(正式名称:楽天スーパーポイント)とは楽天が運営するポイントサービスを指します。
楽天グループに加え、楽天ポイントカード加盟店でも利用可能です。
提携店舗数は52万店舗とTポイントより少ないですが、楽天Edyに1ポイント=1円で交換可能なため、実際に生活の中で利用できるシーンは4社のうち最も多いと感じます。
メリット
・ポイントを貯めやすく、楽天経済圏を活用すれば年間10万ポイント以上を貯めることも可能。
・貯まったポイントは52万カ所で使える上、楽天Edyに交換すること更に多くの店舗で利用可能に
・ポイントを使った投資信託や国内の現物株が購入可能(無料で行えるのは唯一楽天証券のみ)
デメリット
・楽天ポイントをEdyで利用をするためには、事前変換が必要
2位:dポイント
dポイントとはNTTドコモが提供するポイントサービスです。
d払いやドコモ系のオンラインサービスの利用でポイントが貯まります。
メリット
・dマガジンやdTVといったドコモ系サービスの利用でポイントが貯まる
・スマホ決済のd払いでポイントが貯まる&使える
・ドコモの携帯料金の支払いに充当可能
・ポイントをiDキャッシュバックへ変換することにより、iD利用分にdポイントを充当可能
デメリット
・ECが弱い(dショッピング...)
・利用できる実店舗が少なく、ポイントの利用用途が限られる
3位:Tポイント
Tポイントとは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(通称CCC)が展開するポイントサービスを指します。
Yahoo!ショッピングなどのECサイトから多様な実店舗にて利用可能です。
メリット
・Yahoo!ショッピングに強く、提携クレジットカードを利用することでポイントが更に貯まる
・利用可能店舗数が多い
・SBI証券を通じてポイントで投資信託や国内現物株を購入可能
デメリット
・ヤフーが徐々に連携を弱めており先行きが不安
4位:Pontaポイント
Pontaは株式会社ロイヤリティ マーケティングが展開するポイントサービスです。
じゃらんやホットペッパーなどリクルート系サービスを始めとし様々なサービスで利用が可能です。
メリット
・リクルートサービスに強い
・ローソンでの還元率が1%
(他のポイントサービスのコンビニでの還元率は基本0.5%)
デメリット
・ECが弱い(ポンパレモール...)
・利用できる実店舗が少なく、ポイントの利用用途が限られる
まとめ
以下、今回のまとめとなります。
4大共通ポイント比較まとめ
・共通ポイントは楽天ポイントが最強
・ポイントの貯めやすさは楽天ポイント>Tポイント>dポイント>Pontaポイント
・ポイントの使いやすさは楽天ポイント>dポイント>Tポイント>Pontaポイント
・楽天ポイントを貯めるなら楽天市場、TポイントならYahoo!ショッピングで
・楽天ポイントを使うならEdy、dポイントならiDへ