こんにちは!あくたーです。
今回は配達パートナーに興味がある方向けに話題沸騰中の「DiDi Food(ディディフード)」について、開始時期や展開地域も含めてご紹介します。
DiDi Foodとは
DiDi Foodとは2020年に中国の滴滴出行(ディディチューシン)が開始した「アプリを使った食事宅配サービス」です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)と同様に自転車やバイクを持つ人々が配達パートナーとして登録を行い、利用者がアプリ上で食事を注文すると利用者の指定した箇所まで配達をするモデルとなっています。
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サービス開始時期
DiDi Foodは2020年4月7日に大阪でスタートしました。現状、東京への進出は2020年7月を予定とのこと。
DiDiの配達パートナー登録は下記のアプリから行えます。
展開地域
DiDi Foodは大阪の中心である福島区・北区・中央区・西区・浪速区・天王寺区からスタートし、順次全国展開をしていく予定です。
タクシー配車サービスの際は2018年9月に大阪でサービスを開始し、半年後の2019年4月に東京で開始されたので、今回も大阪→東京という順番になりそうです。
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配達方法
DiDi Foodも、下記のようにUber Eatsと同様の配達フローになります。
配達の流れ
- アプリをオンラインにして待機
- 配達の依頼を受理
- お店で料理の受け取り(ピックアップ)
- 注文者へ受け渡し(ドロップ)
Uber Eatsのアプリと同時待機して先に依頼が来たほうに配達をする、といったことをすれば待機時間を最小限にすることが出来ます。
配達報酬
配達報酬は下記の4つで構成されています。
- 受取料金
- 受渡料金
- 距離料金
- サービス手数料
配達報酬の計算式は下記の通りです。
配達報酬 = 受取料金 + 受渡料金 + 距離料金 - サービス手数料
受取料金
受取料金は受け取り(ピックアップ)1回当たり140円(バイクは150円)です。
ダブルピックの際はそれぞれの受け取りで受取料金がもらえます。
受渡料金
受渡料金は受け渡し(ドロップ)1回当たり150円です。
ダブルピックの際はそれぞれの受け渡しで受渡料金がもらえます。
距離料金
DiDi Foodは配達依頼を受理した地点からお店での受け取り、注文者への受け渡すまで全てが距離料金となります。
Uber Eatsはピックまでは距離料金が出ず距離による不公平が生じていましたが、DiDi Foodでは配達受理からドロップまで全ての区間で距離料金が支払われるようになっています。
受取りまで
受取りまでの距離料金は1km当たり45円(バイクは50円)です。
ダブルピックの際はそれぞれの距離に応じて受取料金がもらえますが、重複したルートはダブルカウントされません。
受渡しまで
受渡しまでの距離料金は1km当たり45円(バイクは50円)です。
ダブルピックの際はそれぞれの距離に応じて受渡料金がもらえますが、重複したルートはダブルカウントされません。
サービス手数料
サービス手数料は2020年7月末までは無料です。
8月以降のサービス手数料は不明ですが、必要に応じて調整が入る模様です。
DiDi FoodはUber Eatsで出た配達パートナーの不満の声を拾い上げて、DiDi Foodのサービスをより良いものに改善していく姿勢です。
配達パートナーの収入体系
配達パートナーの収入体系をUber Eatsと比較すると下記のようになります。
項目 |
DiDi Food |
Uber Eats | |
自転車 | バイク | ||
受取料金/回 | 140円 | 150円 | 215円 |
受渡料金/回 | 150円 | 150円 | 105円 |
受取距離加算費/km | 45円 | 50円 | - |
受渡距離加算費/km | 45円 | 50円 | 60円 |
サービス手数料 |
2020年7月末まで無料 |
10% |
DiDi Foodは受取料金がUber Eatsと比べ75円(バイクは65円)安いですが、受取距離加算費が発生するのが特徴です。
一方で、Uber Eatsは受取料金がDiDi Foodと比べ75円(バイクは65円)受渡距離加算費がDiDi Foodと比べて15円/km(バイクは10円/km)高いのが特徴です。
参考
レストランが遠く、お届け先が近い場合:DiDi Foodが高報酬
レストランが近く、お届け先が遠い場合:Uber Eatsが高報酬
配達報酬シミュレーション
距離ごとの配達報酬シミュレーションを行い、Uber Eatsと比較してみました。
()内は10%のサービス手数料が適用された場合の報酬額を表しています。
条件 |
DiDi Food |
Uber Eats | |
自転車 | バイク | ||
受取1km / 受渡1km | 380(342)円 | 400(360)円 | 342円 |
受取1km / 受渡2km | 425(383)円 | 450(405)円 | 396円 |
受取1km / 受渡3km | 470(423)円 | 500(450)円 | 450円 |
受取2km / 受渡1km | 425(383)円 | 450(405)円 | 342円 |
受取2km / 受渡2km | 470(423)円 | 500(450)円 | 396円 |
受取2km / 受渡3km | 515(464)円 | 550(495)円 | 450円 |
受取3km / 受渡1km | 470(423)円 | 500(450)円 | 342円 |
受取3km / 受渡2km | 515(464)円 | 550(495)円 | 396円 |
受取3km / 受渡3km | 560(504)円 | 600(540)円 | 450円 |
インセンティブボーナス
DiDi FoodにはUber Eats同様のインセンティブボーナスが実装されています。
実装済み
- ピークタイム料金:お昼時や夕飯時、雨天時など注文の多い時間帯に配達料金がブースト
- 注文インセンティブ:配達件数に応じて追加報酬
未実装
- 紹介インセンティブ:今後DiDi配達パートナーとして友人・知人を紹介した際に、「紹介インセンティブ」が支払われる可能性があります。
2020年5月時点では未実装です。
補償制度
DiDi Foodは配達パートナーの補償制度をUber Eatsよりも好条件にしています。
以前Uber Eatsの配達パートナーが配達中に起きた事故についてツイートしたところプチ炎上するという事件がありました。
内容としては「再度事故を起こしたら配達パートナーのアカウントを停止にする可能性がある」などといったもので、このツイートを機に配達パートナーの立場が非常に弱いことが露呈しました。
DiDi Foodは「自損」「対物」「対人」の損害補償制度を手厚くすることで配達パートナーをサポートする姿勢です。
配達パートナーの登録方法
配達パートナーとして登録する方法は下記のようになっています。
登録の流れ
- 「DiDi配達」アプリをダウンロード
- アプリから必要事項の入力と本人確認書類と顔写真を送付
- 1週間ほどでの審査が完了
- 説明会の予約
- パートナーハブにて説明会(40分ほどの座学)
- DiDiバッグを受取り、登録完了
配達バッグについて
DiDi Foodの配達パートナーは好きな配達バッグを使うことが出来ますが、4,000円のデポジットでレンタルすることも可能です。
配達バッグの扱い
4,000円をデポジットとしてバッグをレンタル、バッグ返却後4,000円は返金(Uber Eatsと同じ)
バッグが壊れた場合:無料で交換可能(例外あり)
バッグを紛失した場合:追加デポジットとして4,000円が必要
注意ポイント
- DiDiバッグはレンタルなのでDiDi Food以外での利用やオークションサイト等での販売を含む商業利用は一切禁止されています。
- DiDiバッグ以外で配達を行う場合、トラブルがあった際に一切補償やサポートを受けることは出来ません。
まとめ
近年の国内のフードデリバリー業界はUber Eatsが躍進していますが、今後DiDi Foodの参入によってどのように変化していくかが楽しみです!
最新情報を入手次第本記事をアップデートしていきますので、ご活用いただけると幸いです。
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